先日、開業された顧問の病院様で開院に先立って内覧会が開かれました。
その際、医院長先生より、どのような人たちがいらっしゃるのか確認したいとのことで、アンケートを作成することがありました。
以前からアンケートについては、相談を受けることもあり、何度も作成していますので、今回はアンケートについてブログを書きたいと思います。
そもそもアンケートってなぜ取るのでしょうか。
色々な意見があると思いますが、
分かりやすく言えば、
得たい情報を得るため。
ではないでしょうか。
それが社外であっても社内であっても同じことです。
対象者の人物の情報(年齢や性別、住まいの地区)が知りたいのか
市場の需要(求める商品、サービス)が得たい情報なのか
何が知りたいのかで質問の内容も変わってきます。
今では、Googleフォーム等があり、簡単にQRコードにすることができますので、アンケート自体は誰でも作ることができます。
大事なのはその内容(何が知りたいか)とそのアンケートを作るプロセスなのです。
質問で得られた情報をうまく活用するために、何のために質問をするのか目的設定はもちろん大事ですが、その質問を誰がつくったかも大事になってきます。
結局、経営者層の方々やコンサルタントだけで作ってしまうと、現場で働く人たちの考え方が反映されないため、結果的に働く人たちの成長やモチベーションアップにもなかなかつながらないことがあげられます。
働く人たちのためにも、作成に苦労があったとしても、働く人たちの意見を反映させて作っていった方が組織的にはよいのではないでしょうか。
PDCAサイクルにもつながりますので、アンケートは数字以上に組織的な成長にもつながります。
上記の内覧会では、主にいらっしゃる人の属性(年齢や性別など)とどの医療サービスが求められているかを確認ができましたので、次は、スタッフとも話し合い、
医療サービス向上のためのアンケート(今日の診療はどうだったか、説明は充分だったか、清潔さが保たれているか、スタッフの対応はよかったのか)を取るようにし、組織的な成長を図るようになりました。
効果的なアンケートは組織的な成長に繋がりますので、ご相談がありましたら、お気軽にご一報ください。